世界に広がる日本の出汁食文化

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京都の東山地区に陶芸スクールスクールに通う、一つの楽しみとして京都のめん処があります。東山や以前は沢山の窯元があったんですが、その清水焼の文化も失われつつあり、多くの窯元が休業になってます。

自ずとこの地区の人口も減り、過疎化と高齢化が進んでいるようです。窯元の周辺にはコンビニもありませんし、食堂も数店しかありません。 最近はコロナの影響で弁当持参の日が多いのですが、時々、歩いて5分位のところにある山水と言う食堂に行きます。

このお店の麺がものすごく美味しくて、ここの麺を食べたら他のところのものは余り食べたくないくらい美味しいです。何が美味しいかと言えば、その汁で、出汁のしっかりと効いた味です。

出汁 食文化

世界に広がる出汁の食文化

 最近はテレビのいろいろな番組で、日本の出汁の評価され、あの食文化のレベルの高いフランスでもミシェランに載るような一流のレストランでも、出汁が使われている事が報じられています。

 アメリカの食生活は、甘いものは甘い、辛い物は超辛い、そして、超肥満の原因の兎に角量の多い食事。この繊細さに欠ける、言い方は悪いですが、”バカ舌アメリカ食文化”でも、最近は日本の出汁が人気が出て来ているそうです。

 先日、ロスアンゼルスに住む次男と話していると、日本の出汁の話が出て、日本の出汁はあれが旨いこれが旨いとかの話で、何でも友人たちを招いていろんな日本料理を出してパーティーをやっているようです。

 よそのご家庭は知りませんが、日常の食生活でカツオ節や昆布の出汁を取って料理することって余りないのではないかと思います。私の家だけかも知れませんが、ペットボトルに入った出汁や、〇東のうどん出汁位しか使いません。

 前置きが長いですが、先日日本の食材を息子に沢山送りました。ロスアンゼルスであれば、日本食材など沢山売られているのに、5000円位の食材を1万円も掛けて送りました。あほみたいと思うんですが、まだまだアメリカにはない食材が沢山あるようです。

 その内の一つがこれ。天然だしパック。

マエカワ 無添加 天然だしパック

マエカワの合わせだしは: イワシ節とカツオ節をベースに昆布、椎茸をバランス良く配合し、味、コク、香りの3要素が程よく調和しています。

1.国産(加工地)にこだわりました。

2.沸騰後5分で美味しいお出しが簡単に取れます。

3.食塩、化学調味料を一切使用しておりません。

マエカワテイスト株式会社 兵庫県

 我が家用にも、余分に買いましたので早速使って見ました。加ト吉のうどんで。やっぱり美味しい。〇東のうどん出汁だけでは何となくもの足りなり味が、コクがあって、風味豊かなものになりました。そして、少しは京都の麺やさんの味に近づいたように思えました。(最近は、総菜ばかりの食卓で、これでもう少し自分で料理をしてくれたらと願うばかりです。)  

 10グラムのパックが25個入っていて、900円。 Amazonプライムで注文した翌日届きました。どこかの中央倉庫からでしょうが、これも驚きで翌日配達で無料とは。 今はこんな時代なんでしょうね。

 アマゾンのサイトには、色んなメーカーの出汁が販売されてます。一度味比べをして見たら如何でしょう。もっと高いものは相当美味しいだろうななどと考えている秋の夜長です。

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