陶芸

陶芸

第26回 枚方工芸展 

2023年度の枚方工芸展が9月に開催される予定です。枚方工芸会のメンバーの展示会ですが、市民公募の枠もあり、その陶芸の部に応募する予定です。今年は、少し浅めの大鉢を応募していて、現在は書類審査の結果待ちです。作品は直径34cmの作品。土は半磁器、絵付けは下色絵で牡丹の絵付けをして、上絵で金彩を施してます。染め付けの作品は磁器に藍呉須などでモチーフを描きますが、今回の作品は半磁器土の鉢に色呉須で絵付け、下絵付けは発色が弱くなりますので、金彩で整えました。来訪をお待ちしてます。
陶芸

陶芸 5寸皿(15cm)の下絵付け

陶器のお皿に下絵付けをして見ました。モチーフは菊。お皿は15cmの5寸皿で粘土は信楽の白。絵付けは基本的には呉須の染付ですが、花びらは下色絵具でだみをして見ました。まず、呉須で骨書き。骨書きのポイントは細い線であっても薄くならない事。細くてもしっかり盛りあがる濃さで描きます。そして、だみ。葉っぱのだみは濃いだみで。
陶芸

初めての鋳込み 磁器土泥漿の作り方

陶芸で是非やって見たい鋳込み。これまで石膏の使い方と鋳込原形の作り方、そして、鋳込みの方法を書いて来ました。この記事は、その石膏型で鋳込みに必要な泥漿の作り方を説明します。泥漿と言うのは説明するまでもありませんが、磁器土や粘土を水で溶かしてどろどろにした真野で、どべと思って下さい。英語ではスリップ(Slip)と表現されます。手順と水ガラスの使い方と基本を覚えれば、スリップ作りは簡単です。
陶芸

陶芸石膏型製作の入門 石膏の歴史、基礎知識、正しい使い方とその技法

陶芸で鋳込み型を自作するにあたっては、石膏の特質や知識が必要になります。その上で石膏を正しく使える知識と技法の習得が必要です。 このブログは一般的な石膏の知識と、石膏を使った鋳込み型の手順や技法を紹介します。
陶芸

鋳込み入門 一体型鋳込み石膏型の制作と鋳込み方法

陶芸の技法で、鋳込みと言うのは皆さんご存じですね。 石膏型に、磁器土をドロドロ溶かしたものを流し込む技法です。 最近の大量生産をしている窯元ではこの鋳込みが多くなって来ています。 この技術があれば、どんな素人でも、手順さえ間違わなければ、大量に同じ磁器の素地が出来ます。  この記事では、一体型の石膏型をつくるのに必要な手順や留意点をステップ毎に説明します。この記事を読めば簡単な鋳込み石膏型が作れ、磁器の作品が沢山作れるようになります。
陶芸

イッチン描きの道具と泥漿の作り方

陶芸の装飾の絵付け。その中でも是非、やって見たいイッチン描き。どうしてあんな細い線が描けているのだろう?その様に思う人もおおいのでは。その答えは、道具とスリップと言われる泥漿なんです。ここで紹介する道具は、京都の清水焼のプロの絵付師さんから教わった方法です。昔は、友禅染の道具を使ったりしていたらしいですが、今は廃番になってます。そこで登場するのがこの道具。何とケーキ―を作る時に使う絞り袋の道具です。自前道具の作り方、スリップと言われる泥漿の作り方までが分かります。
陶芸

陶芸初心者 手びねり入門 玉つくり湯呑編

前回のブログの記事で何となく陶芸と言うものが分かって来たかも知れません。でも、「畳の上の水練」にならないように、いよいよ実習に入って行きます。言葉と写真で説明してもなかなか分かり難いと思いますので、YoouTubeの動画等も使いながら説明を...
陶芸

陶芸の始め方・陶芸教室、陶芸の手順概要 

陶芸は楽しい土いじりです。でも始めたいけど、経験もないし知識もない方は市などが運営する陶芸教室お勧めです。陶芸の為には、必要な道具、焼成窯、釉薬などを揃える必要があります。又、陶芸は幅が広くて奥が深いもので、ある程度の経験がないと個人で始めるのは非常に難しいと思います。又、全ての道具や設備をそろえるのには資金力も必要になります。
陶芸

大物花瓶の削りプロの手順と技

陶芸の花瓶の削りはその大小に関わらず大変難しい技術です。初めてこの削りを見た時は驚きました。湿台の上に載せて削る。しかも、鶴首の内外も削ります。そして、削り道具は、陶土であれば、鉄カンナ、磁土であれば、超硬カンナ。しかも、作品は硬くなった状態でやります。どの程度か、輪カンナで削れなくなった位の硬さで。
陶芸

石膏初心者の、自分で作る叩き起こし型

陶芸でも色んな型で使って作品を作って見たい人は多いでしょう。でも、石膏と言うと難しそう。でも、簡単です。一寸した基本やコツを覚えれば。今日は簡単な型起こしの石膏型を作ってみます。一応これを経験すれば、鋳込み型でも作れるようになるでしょう。